ボートやカヤックでは下れない、切り立ったヒマラヤの渓を身体一つで下りきる、それがキャニオニングです。岩の斜面を滑り降り、ロープを使って懸垂し、滝壺めがけて飛び込んで、ヒマラヤ大渓谷の沢を下っていきます。シンプルな道具と身ひとつが頼りのキャニオニング。ネパールの大自然と触れあう、という意味では、体中に渓谷の水が染み込んでくるこの方法ほど溶け合えるやり方もないでしょう。
尾根筋や谷筋に時々ちらりと見える急峻な流れと、流れ落ちる滝。何せ地元の人もなかなか立ち入れないルートばかりで、前人未踏のネパールを知りたいなら、これほど人が入っていない場所もありません。珠玉の隠れ家ともいえる秘境の大滝小滝をメインに、ゴルジュ帯の中をあの手この手を駆使して下っていきます。
その魅力はあの有名ガイドブック、ロンリープラネットでも特集で紹介されたほど。チトワン国立公園内のジャルビレ(Jalbire)渓谷でのキャニオニングなら、初心者向けの岩だなのすべり台がたくさん。小さなこどもさんからシニアの方まで幅広く楽しんでいただけ居ます。トゥリスリ川(Trisuli)沿いにあるチャラウンディ渓谷(Charaundi)には12mの滝があり、崖上から滝壺へのスリリングなダイブが売り物です。
キャニオニングの準備(ご参考)
服装:
スポーツ用スニーカーやトレッキングシューズ等、岩山を歩けるシューズ
道具(必要最小限)
※その他必要品、ザック等については代理店にご相談下さい。